今日も一日、育児や家事でグッタリママに最後の試練。
それが「子どもの寝かしつけ」
すんなり寝てくれるはずもなく、毎日の寝かしつけについイライラしてしまって辛いママ。
出来れば怒りたくないのに、だんだんとイライラしてきてしまい最後には怒って泣かれ…反省する。
こんな夜を何度も超えてきたのではないでしょうか。
子どもの睡眠についての悩みは非常に多い
毎日の子育ての中で、寝かしつけが最も大変だと言われるママ達が非常に多いですね。
子育ての悩みランキングでも「子どもの睡眠」については堂々の一位となっているのをよく見かけます。
バタバタだった一日が終わりかけ、最後の試練として待ち構えているのが子どもの寝かしつけ。
子どもが早く寝てくれるとママは自分の時間を確保することができるし家事だってこなせる。
自分の時間も確保することができる。
なのに、早く寝てほしい時に限って子どもがなかなか寝てくれずイライラしてしまう。
早く寝て!と思えば思うほど、なぜか元気になっていく子ども。
中には毎晩寝かしつけが全くスムーズにいかず、イライラやストレスがピークに達し、つい声を荒げてしまったり手が出てしまったというケースも。
これが毎日続いていると、お子さんはもちろん、ママも精神的にしんどいですよね。
そんな悩みを解決するために今回は、睡眠について知り、試してもらいたい眠気を誘うポイントとイライラした時の対処法を紹介していきます。
子どもの眠気を誘うポイント
寝かしつけの前に暗いお部屋で過ごしてみる
「ねんねするよー!」と声をかけてお部屋を暗くしても、子どもは「遊び」→「睡眠」の切り替えがなかなか上手くできません。
朝晩の区切りをつけるためにも、お部屋は寝かしつけを始める30分くらい前から照明を暗めにおくのがポイント。
お部屋の照明を暗くしたら「お部屋が暗くなったね。」「そろそろ寝る時間だよ。」と声をかけておきましょう。
毎日繰り返していくことで、部屋が暗くなる→そろそろ寝る時間、というスケジュールの流れを理解していくことができます。
寝かしつけ寸前までお部屋が明るいまま過ごしていると、遊びに夢中になり興奮してしまい寝つきが悪くなったり、まだまだ遊びたい!と寝るのを嫌がる場合があります。
子どもは眠たくなってきたタイミングで覚醒してしまうと寝つきが悪くなってしまう傾向にあります。
寝かしつけの準備として真っ暗ではなく、豆電球で周りが見える程度の明かりで過ごすようにしましょう。
そしていざ寝かしつけを始めるときに真っ暗にするようにしましょう。
家庭によっては他にも兄弟がいたり、家事の都合上で寝る寸前でなければ寝室に移動できないケースも考えられますね。
そういったように暗くすることが難しい場合には、テレビを消す、スマホを触らない、音楽を消す、など外部からによる光や音の刺激を減らすように心掛けてください。
急に「寝るよ!」と言われても、子どもは納得しないでしょう。
お部屋の照明を利用して朝と夜の区切りをつけ、夜になると「もうすぐ寝る時間」という気持ちの切り替えが出来る時間を設けるようにすることで子どもは「寝る時間が近い」ということを理解できるようになります。
科学的根拠のある眠気を誘う方法
早寝早起きが子どもの睡眠においてとても大切だということは言うまでもなくみなさんご存知かと思います。
早起きを心掛けることで生活リズムも整い、昼間の活動時間が長ければそれだけ体を動かす時間も比例して長くなるので体力消耗に効果的です。
実は、早起きをすることでさらに得られる最も効果があるポイントがあります!
それは朝に浴びる太陽の光にあります。
人間のホルモンに「メラトニン」と「セロトニン」があります。
これらは幸せホルモンとも呼ばれていますね。
このメラトニンとセロトニンは睡眠に深い関係があります。
メラトニンが体内に分泌され始めると、人は眠たくなるという仕組みになっています。
そのメラトニンを作り出するために必要なホンルンがセロトニンです。
セロトニンは太陽の光を浴びることで体内に作られていきます。
体内で作られたセロトニンは夜が近付くとメラトニンに変化していきます。
セロトニンがメラトニンに変わり始めるのは、太陽の光を浴びてから約14時間~16時間後。
つまり朝のうちに太陽の光をしっかり浴びておくことで、夜になるとたくさんのメラトニンが分泌され、人は眠りにつきやすくなるということになります。
逆算すると、21時に寝かしつけを始めるのであれば朝7時に起きて太陽の光を浴びておくのが良いですね。
朝から外に出るのは難しいという人も、カーテンを開けて日の光を差し込むことでも効果は得られますよ。
これは不眠症の治療としても用いられている科学的根拠のある方法ですので是非お試しください。
お風呂の時間を見直してみる
睡眠とお風呂、実はとっても仲良しです。
お風呂に浸かって温まることで体の内部温度が上昇します。
上昇した内部温度は、お風呂からあがって約1時間後から徐々に下がっていきます。
人間はこの体内温度が下がり始めた頃が最も入眠しやすいということが知られています。
こういった原理を利用することで、子どもが眠たくなる時間を調整することができます。
寝かしつけをする時間が20時頃であれば、19時にはお風呂を済ませておきましょう。
体内温度が下がり始めた頃を狙って寝かしつけを始めてみると、いつもより早く寝てくれた!という声はたくさんありますよ。
寝る時間よりも起きる時間を大切に
毎日寝かしつけの時間が変わってしまうと、子どもは生活リズムを掴みにくくなり早起きすることが困難になってしまいます。
寝かしつけを始める時間はなるべく1時間以上のズレがないように注意しましょう。
ですが、そうは言っても何かと行事ごとがあったり、各家庭の事情から寝かしつけが遅くなってしまう日ももちろんありますよね。
特に何もしていない日常の日でも、寝つきが悪く寝るのが遅くなってしまうのが仕方ない日もあります。
そういった時でも、次の日はいつもと同じ時間に起こすようにしましょう。
朝のスタートが遅れてしまうとお昼寝の時間が遅くなり、夜の寝かしつけに影響が出てしまいます。
特にまだ年齢が小さいお子さんは、自分で生活リズムを作ることが出来ないので、朝早く起こすことで生活リズムを整えるサポートしてあげましょう。
寝かしつけにイライラしてしまう時
寝かしつけに関するポイントを幾つか紹介しましたが
何をやってもダメ。
イライラとストレスが募るばかり。
そんな時は思い切って諦めてしまうことも大切。
今は「そういう時期」「寝ない時期なんだ」と開き直ってください。
そうすることで気持ちは軽くなります。
大人でも寝つきが悪い日があるように、子どもにも眠ることが上手くいかない日があります。
寝かしつけがうまくいかない時は、子どもと一緒に横になって体を休めましょう。
忙しい日々の中で、寝かしつけの時がゴロゴロできる休憩時間だと思って、お子さんと一緒にゴロゴロタイムを堪能するのも良いかと思います。
寝かしつけを一生懸命にやりすぎることでイライラしてしまう。
そのイライラが子どもに伝わってさらに寝つきが悪くなってしまう…とった悪循環を生まないためにも「今日は寝ない日だ!」と割り切ることも結構大切です。
寝かしつけをしていたらいつの間にか自分が寝てしまって、ハッと気付いたら子どもが隣で寝ていた、という話はよくあることのように、ママがリラックスしていると子どもにも安心感が伝わります。
あえて何もしない!!と開き直ってみるとスムーズにいく時だってあります。
育児書どおりに進まないのも子育ての醍醐味です。
寝かしつけに悩めるのは今のうちだけですよ。
大きくなったら寝かしつけは必要なくなりますし、なにより一緒に寝ることもなくなってしまいます。
一緒に横になれる時間は今だけですよ。
そう考えると寝かしつけもちょっぴり貴重に思えてきませんか?
寝かしつけに役立つアイテム
イライラして子どもに対して怒ってばかりいると、子どもは「寝る時間」に対してマイナスのイメージを持ってしまいます。
「ねんね」という言葉に抵抗を感じてしまうようになると寝かしつけも困難になってしまいます。
そうならないためにもおやすみグッズを使って、子どもが「寝る時間が楽しみ!」と思えるような空間づくりもおすすめですよ。
赤ちゃんの寝かしつけから大人まで、睡眠環境を整えるトトノエライト。ついこちらの方が先に眠ってしまいそうになりますね^^
お子さんと一緒に癒しの空間で寝かしつけを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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