夫婦再構築の最中、必ずと言ってよいほどに訪れるのが夫婦間で起こる気持ちのすれ違いです。
夫の気持ちがわからなくなり、このまま夫婦再構築を続けていってもよいのかどうか…わからなくなってしまうんですね。
この状態が続くと不安や悲しみが募り、そのストレスから夫婦再構築を諦めてしまう結果になってしまうことも…。
せっかく今日まで積み重ねてきた日々が無駄になってしまうことだけは避けたいところです。
今回はどういった時に夫婦再構築が難しく感じてしまうのか、また、夫の気持ちがわからなくなってしまった時の対処法などお伝えしていきます。
なぜ夫の気持ちがわからなくなるの？
夫婦再構築が難しいなと感じ始める時、それはお互いの気持ちがわからないという状況に陥っている時に感じることが多いです。
特別な理由がない限り、夫婦は毎日顔を合わすものですね。
夫婦はほかの誰よりも一緒の時間を同じ空間で過ごすことが多いです。
そのために、お互いの事を自分が一番知っているかのような感覚になってしまうことはよくあることです。
それが当たり前になると、ふとした時に「この人は何を考えているのだろう？」と感じることがあります。
これね、実は今まで、夫（または妻）のことを知っている気になっていただけということなんです。
ほとんどお互いの本当の気持ちなんて知らなかったんですね。
夫のことは私が一番よくわかっていると、知っていると思い込んでいただけ。
気持ちのすれ違いが起こったことにより今の現状に至っているのです。
だけど今、夫婦再構築を行っていることにより、相手の気持ちを意識して「知ろう」とするようになったので夫の気持ちがわからなくなっています。
ここでひとつ気付いてほしいことがあります。
あなたは夫の気持ちを知ろうとしているという点。
相手の気持ちを理解しようと今現在努力しているのです。
これってとても素晴らしいことで、自分の気持ちの押し付けではなく、相手の気持ちを知りたいという「相手主体」としての関係を築こうとしているという事実。
夫婦再構築前では見られなかったことでしょう。
まずここは、大きな成長と言ってよいでしょう。
では、本題に入ります。
あなたが知りたい夫の気持ちとは？
単刀直入に聞きます。
あなたは、旦那様のどういった気持ちを知りたいのですか？
・これからどういった夫婦を目指すのか
・私のことをどう思っているのか
・夫婦再構築をやる気はあるのか
・本当は離婚したいのではないか
こういったところでしょうか。
実はこれらは、全て夫婦再構築を進めていくにつれて見えてくるものです。
今はまだ夫婦再構築をスタートしてからあまり時が経っていないのではないでしょうか。
夫婦再構築は「夫婦再構築を始めてこう」と決意してから約２ヶ月～半年が経過してからくらいが本当のスタートです。
それまでは夫婦関係の修復が主になります。
会話がない、事務的な言葉しか交わさないような関係性で夫婦再構築はスタートできません。
まずは夫婦再構築に必要な土台をしっかり作らなければなりません。
その土台が夫婦関係の修復です。
ここがしっかり作られていないと気持ちがブレたり、夫婦再構築中にお互いの気持ちが見えなくなってしまい、途中で苦しくなり断念してしまう結果になるケースが多いです。
今がもし夫婦関係の修復中であれば、旦那様の気持ちをすぐすぐに知ることは難しくても、気持ちを表に出しやすくする環境づくりやサポートはできます。
もし不倫問題が前提にあり、シタラリ状態に陥っている場合でしたらこちらを参考にしてください。
すでに夫婦再構築としてスタートしているようであれば、今一度初心に返ってみましょう。
夫の気持ちがわからないから夫婦再構築が難しく感じる時は、夫婦再構築自体が上手くいっていないということにも繋がります。
どういった場面に戸惑いを感じているのかを紙に書き出して、自分の気持ちも整理してみましょう。
相手の気持ちがわからない…に潜む深層心理
夫婦関係だけでなく、人間関係全般に「相手の気持ちがわからない」「相手が何を考えているのかかわらない」という状況に出くわす場面がいくつかあります。
まずひとつめ、自分の気持ちを表情や言動で表に出すのが苦手なので「この人は何を考えているのかよくわからない人」と思われている人が存在します。
それとは別に、なんとなく何を考えているのかわかってはいるけれど、自分と違う考えなので理解を示せないというパターンも存在します。
そしてもうひとつ、相手に対してイエスマンだから気持ちがよくわからない、ですね。
あなたの旦那様に当てはまるのはどれでしょうか。
一番多いのは「夫がイエスマンだから本当の気持ちがよくわからない」というパターンが非常に多いです。
・本当はノリ気じゃないような気がする
・本当は離婚したいんじゃないの？
・本当は他に好きな人がいるんじゃないの？
この「本当は」が、夫の気持ちがわからなくなる原因になるのです。
ですが、よく考えてみると…
あなたの考えで相手の気持ちをわからなくさせている。
そういったことはありませんか？
ずっと気持ちを伝えていてくれているけど「いや本当は違うかもしれない…」と、あなた自身が旦那様の気持ちを見えなくさせてしまっていませんか？
過去に大きく傷付いた経験がある人ほど、相手の言葉の裏を読もうとしてしまう癖があります。
そのために相手を信じることが出来なくなり、気持ちを受け止めることができなくなります。
これは夫婦再構築中に非常に多く存在している現象です。
夫の気持ちがわからないのではなく、夫の気持ちを知りたくないという深層心理が働いているために自分に対して好都合な返事をしてくれても疑うことに繋がり相手の気持ちが理解できません。
「私のこと好き？」→「好きだよ」、に対しても「はいはい、絶対うそでしょ」に繋がってしまうのもそのためです。
「これ以上傷付きたくない」という防衛心理が働いて、相手の気持ちを受け入れられないのです。
そのために「夫の気持ちがわからなくなる」という結果に繋がっているのです。
本当の気持ちが知りたい時は？
夫の気持ちがわからないと夫婦再構築や夫婦関係の修復でも難しいと感じてしまいますよね。
そんな時に試してほしいのはいつもと違うことをするです。
具合的にどういったことをすれば良いのか。
それは五感に働きかける行動を夫婦で共にすることです。
そこで一番おすすめしたいのが旅行です。
なぜ旅行をおすすめしているのかについては、こちらを合わせて読んでください。
いつもと違う場所、違う雰囲気、違う空間は人間の外部から内部まで刺激してくれます。
その時に普段見えなかった部分や気持ちに気付くキッカケになったり、お互いの存在価値に改めて気付かされたりします。
マンネリカップルにも旅行やキャンプがおすすめされているのはそのためです。
旅行をもっと簡単に【Trip.com】
そしてもうひとつは、家の中で違う雰囲気づくりをすることです。
模様替えをすることもおすすめですが、簡単にできることで効果的なのは、嗅覚と味覚で違いを味わう夫婦の時間です。
少しの時間で出来る夫婦改革はコーヒータイムにあり。
そう、おうちの中にカフェを作ってしまうのです。
たった１５分でも良いので、週に２回ほどコーヒータイムを設けてみましょう。
その際には、お気に入りのコーヒーや、違う味を楽しめるようにさまざまな種類のコーヒーを準備しておうちカフェごっこを楽しみましょう。
このちょっとした工夫が夫婦再構築に最高の革命を起こしてくれます。
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なにかひとつ、いつもと違うことをしてみるだけでも相手の気持ちが見えてくることがあります。
まずは自分にできるちょっとした変化を相手に感じさせてみましょう。
その中で会話をしてみると、いつもとは違う言葉を引き出せるかもしれませんよ。
