まさか自分が「サレ妻」になるなんて…。
夫の不倫が発覚した時、その妻は絶望感、虚無感、怒り、悲しみ、悔しさなど、一気に負の感情が押し寄せてくる「サレ妻」になってしまいます。
サレ妻とは、その名の通り、不倫をされた側の妻ですね。
不倫をされた側が夫の場合は【サレ夫】と言われています。
「私はサレ妻になりたいんだ!」と願う人は当然のごとくいないでしょう。
だけど現実にはその「サレ妻」になってしまった人はたくさんいらっしゃいます。
安心してください。
私もその一人です(笑)
今だからこそこうやって笑ってお話できますが、その当時なんて笑いの「わ」の字も出したくないほどに落ち込み、惨めになり苦しみ、怒り、悲しみの頂点に立っていました。
(明日なんて来なければ良いのに…)と願っても、朝日は昇り、爽やかな朝が訪れることにも嫌気がさしてしました。
ですが、サレ妻になったからこそ出来ること、サレ妻になったからこそ気付いたこともたくさんありました。
今回は「サレ妻は本当に惨めなだけの存在なのか」についてお話していきますね。
サレ妻になったら終わり?
いつもたくさんの方々からご相談等のDMを頂いているのですが、時間の都合上、現在全てのメッセージに返信することが難しくなっており大変申し訳ございません。
すべてのメッセージには目を通させていただいております。
その中でも多いご質問が「不倫が発覚してしまったらもう夫婦として終わりでしょうか?」というご質問です。
そりゃ…そう思いますよね!
そう感じて当然です!
ですが、「すべてが終わり」ではありません。
今のこの状況は、今までの夫婦関係が「終わり」、これからが新しい夫婦関係の「始まり」だと思ってみてください。
「サレ妻」は単なる言葉でしかありません。
不倫をされた側の立場を表している言葉であり、「サレ妻=惨め」ではありません。
サレ妻になった今だからこそ見えてくるもの、たくさんあります。
サレ妻は惨め?
初めに言います。
ほんっっっっとうに!気持ちはわかります。
惨めに感じる気持ち、とても共感できます。
今も旦那様が相手と続いているのであればなおのこと、その惨めな気持ちは湧き続けることでしょう。
ですが、ここでひとつ頭の片隅にでも置いてもらいたいことがあります。
全てを「今」に焦点を当てないことです。
これからあなたは夫婦再構築に向けて進んでいくことでしょう。
そして様々なノウハウを取り入れながら夫婦再構築を成功させ愛され妻に返り咲きます。
そうなった場合、惨めなのは誰になるでしょうか。
いいですか?
旦那様が不倫に走ってしまったことは、少なからずどちら側にもその原因はあります。
これは絶対です。
夫を不倫に走らせてしまったこと、これは惨めではありません。
不倫相手に夫を取られそうになっていること、これも惨めでもなんでもありません。
だってあなたは紛れもない「妻」の立場です。
堂々と夫婦問題に目を向けていてください。
不倫相手と自分を比べると惨めな気持ちになりますよね。
これは私が何度も言う言葉ですが、不倫相手と同じリングに上がる必要はありません。
だから惨めになることよりも、今の現状を打破することに目を向けてください。
惨めな気持ちは自己肯定感の低下にも繋がります。
夫婦再構築が成功し、サレ妻から愛され妻になることで初めて「惨め」になる人が現れます。
あなたは決して惨めな女性ではありません。
覚えておいてください。
サレ妻になって気付いたこと
自分がサレ妻になってしまった経緯は一旦おいておきましょう。
今のあなたの心にどういった変化がありましたか?
もちろん悔しい、悲しい、怒り、などの辛く苦しい感情があることでしょう。
その他に何かひとつ気付いた感情はありませんか?
「自分は夫のことがこんなにも好きだったんだ」という気持ちに気付いた人はいませんか?
この気持ち、夫婦再構築を目指していくのあれば、ぜひとも大切にしてください。
ここで離婚してハイさようなら~と考えている人はそもそもこの記事を読まれていないことでしょう。
今の状況をどうにか変えたい!と願い、彷徨いながらここに辿り着いてくださった方がほとんどだと思います。
今の自分の気持ち、これから先とってもとっても大切なものとなりますので、絶対に忘れないでくださいね。
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