出来ることなら子供に怒りたくない。
イライラしたくない。
穏やかに、ゆったり、のびのび子育てをしたい。
きっと子育てをしているママは日々そう思いながら子どもと向き合っていることと思います。
そんな親心を知ってか知らずか、子どもは次々と試練を与えてきます。
その中のひとつがわざと親を怒らせてくる試し行動と呼ばれている言動です。
今回は子どもがわざと親を怒らせる、または困らせる理由やその対処法についてお話しします。
試し行動とは
子どもが親に向かって(これはきっと怒られるだろう)、または(困るだろう)とわかっていながらも親に対してその言動をとってくることを試し行動と言います。
試し行動とは簡単に言うとその名の通り、自分がとった言動によっての相手の反応を試している行為です。
この試し行動は、言葉や自我の発達が始まった3歳~5歳くらいのお子さんによく見られる行動です。
わざと怒らせるのは愛情不足だから?
子どもの試し行動が始まると、その度合いによっては親の方が精神的に追い詰められてしまうことがあります。
どうにか対処法はないものか、とネットで検索してみると、そこには「愛情不足」「親への不信感」「親に対しての不満」そういった言葉が並んでいて、余計に落ち込んでしまったり…。
そういった経験はありませんか?
確かに、下の子が生まれてから試し行動が始まったり、入園や進級などの環境変化で試し行動が始まるきっかけとなることは多くあります。
ですが、これら全てが愛情不足からくる試し行動に繋がっているわけではありません。
試し行動が見られるからと言って、信頼関係が出来ていないことにも繋がりません。
本当にお子さんに対して愛情がなければ、今あなたはここでこうやって私の記事を読んでいないでしょう。
解決法を見つけたくて、自分なりに考えて、それでも上手くいかなくて、きっとしんどい思いをされているのではないでしょうか。
お子さんは愛情不足で試し行動をしているのではありません。
育て方のせいでもありません。
その理由についてお話します。
なぜ試し行動をとるの?
言葉に出来ないような、グズグズした、なんだかもどかしい、イライラした、そういった負の感情って大人でも感じる時があります。
それも何に対してってわけではなく、なんとなくグズグズ・イライラしてしまったり、そういう時に限って何事も上手くいかない…そういう時ってありますよね?
これは子どもも同じです。
何をやっても上手くいかない、思うようにいかない、なんだかモヤモヤする。
だけど言葉が十分に発達していないために、この気持ちを上手に伝える術がありません。
だから親という信頼しきった相手に甘えて、自分の負の感情を行動化してぶちまけるのです。
その行動が試し行動として現れることがあります。
たとえば
- 物を投げる・蹴る・乱暴に扱う
- 足や手で床や壁を叩いて大きな音を立てる
- 思っていることと反対の事を言う
- 食べ物や飲み物をこぼす
こういった行動が見られます。
こういった試し行動はママならこんな自分でも受け入れてくれるというママとお子さんとの間に信頼関係が出来上がっているからこそ起こる行動です。
そしてもうひとつ。
「僕(私)のこと好き?」のサイン。
気持ちが不安定になっていて、心配事があったり精神的に疲れていたり、何かが不安になった時ほど試し行動はよく見られます。
試し行動は、基本的に親の目に入る場所で行われます。
わざといけないことをした後に子どもは親の方をチラっと見ますよね?
これはあなたの反応を待っているのです。
「ママはどう思うかな?」「僕のこと嫌いになるのかな?」そういった不安な気持ちのまま試し行動は行われています、
こんなことしたら嫌われるかもしれないな…と怖がりながら試し行動を続けているのです。
だったらしなきゃいいのに(笑)…そう思ってしまいますよね😁
本当に純粋で不器用なのがこの時期の子ども。
嫌われたくない、だけどずっと好きでいてくれる保証なんかない。
だから試さずにはいられない。
試し行動は、ママのことが大好きだから行われている不器用な子どもからのちょっと歪んだ愛情表現です。
試し行動が起きたときの対処法
我が子も試し行動がひどく、わざといけないことをして注意を引いたり、「一人でお外に行く」と言って(怖がりだから絶対に行けない)靴を履いて玄関で立っていたり、感情が爆発した時はこちらに向かって叩いたり髪を引っ張ったり攻撃的な一面を見せたり…。
本当にグッタリしてしまうほどでした。
「こんにワガママで良いのだろうか」と悩んだことも。
だけど、危険のない程度で気持ちを思いっきり爆発させてやることで落ち着くことが多々ありました。
こんなに大切に思っているのに、それを伝えても子どもからは顔を叩かれて辛かったこともあります。
私の方が涙が出たこともあります。
だけど、試し行動が現れた時には子どもに背中を向けないと決めていました。
そう出来るようになったのは、試し行動に出てくる言動全ての裏に「僕のこと好き?」が潜んでいるからです。
好きだよ。見ているよ。安心して。
背中を向けないことで、これらが子どもに伝わります。
そして落ち着いたら抱きしめること。
頭を撫でて「大丈夫だよ」と伝えてあげてください。
我が子はこうするといつも私にしがみついて泣いていました。
きっと緊張が一気に和らいで、安心して、感情が涙に変わっていたのだと思います。
試し行動は愛情不足からだけではなく、不安になるから起こる行動も多いことを覚えておいてください。
試し行動の心理は「僕のこと好きですか?」「こんなことしても僕のこと見放しませんか?」という不安の表れでもあります。
決して挑発に乗って怒鳴りつけたり、外に出したり、背中を向けて去っていかないであげてください。
でも、そうとわかっていてもママだって人間。
イラっとするし、もう嫌になるし、可愛くない!って思うこともあります。
だってこんなに毎日頑張っているのに、ママの方が試し行動したいくらいですよね🤣
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ママもリフレッシュを忘れない
試し行動が現れると、ママもドっと疲れてしまいます。
イライラするし、わざわざ怒らせてくるわけですからストレスも溜まりますよね。
なにかリフレッシュできる方法やアイテムは持っていますか?
試し行動が多くなるとママのイライラする場面も増えます。
常に挑発されていて、ママが子どもから試されているのでしんどいですよね。
妊娠前にタバコを吸っていた、または子育てを始めてタバコを止めたママはいますか?
タバコは百害あって一利なしと言われていますね。
まさにその通りで、そのことを理解しているから子どものためにもタバコを止めたママもたくさんいらっしゃるかと思います。
タバコは有害な物質が多く含まれているためにデメリットが大きく、体にかかる負担も非喫煙者に比べると非常に高いですね。
ストレス解消、またはリラックスするためにタバコを吸っていた方も多くいらっしゃるかと思います。
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試し行動は〇〇の証
試し行動が見られたからと言って、愛情不足だとか、不信感を抱かれているだとか…そういったマイナス面ばかりを捉えずそういった時期なんだとママがドッシリ構えていることが非常に大切。
試し行動は、冒頭でも言いました言葉や自我の発達段階においてよく見られる行動です。
つまり、成長の証でもあるということですね。
ママの愛情のもと、お子さんはしっかり育っています。
あなたになら本性を見せられると、お子さんはあなたのそばで好き勝手やっています(笑)
どうか、温かい目で見守ってあげてください。
しんどくなったり、辛くなったら、またいつでも覗きにきてください😉
何度でも、あなたはお子さんのために頑張っている素敵なママです!と言い続けます★
ご自身のリラックスタイムだけは必ず取るようにしてくださいね。
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