不倫した夫を一度許したけどやっぱり許せない。モヤモヤする。

一度は許してしまった。

あの時もっとこう言えばよかった。

もっと責めていればよかった。

許すなんて言わなければよかった。

今になってぶり返す不倫された怒りや悲しみ。

不倫された傷は、残念ながら消えることはありません。

だからこそ本当に辛い毎日を、葛藤ばかりの毎日を過ごしてこられたことでしょう。

本当に、よく一人で頑張ってきましたね。

誰にも言えないから、たった一人で抱えてこられたのですよね。

今だけ少し心を開放してこの記事を読んでくださったら幸いです。

一度は許してしまった

不倫問題は、その時すべてが解決したように思えても、実はそうではありません。

不倫問題は、起きてしまったその瞬間から一生ついてくるものです。

傷は癒えることはあっても、消えることはありません。

だから本当にしんどいんです。

でも、夫婦としてもう一度やり直したかったから、あなたは不倫を許したのですよね?

その気持ちはずっと大切にしてください。

一度は許してしまった不倫を後からやっぱり許せない!と思うのは当然のことです。

だって本当は許したくなかったから。

でも許さないといけない状況に置かれていたから許したのです。

その判断は決して間違ってはいません。

「許そう」という気持ちがほんの少しでもあったのなら、その判断は正しかったと言えます。

それでも今はまたその怒りや悲しみが沸きあがってきている状態なのですよね。

これはもう、ずっと続くものだと思ってください。

そして、その正直な気持ちを認めてあげましょう。

無理にかき消そうとするのはやめてください。

「一度は許したのに今さら蒸し返すのは間違っている」

「許したのだからもう口に出してはいけない」

いえ、そんなことありません。

あなたは間違っていない。

よくあるケースとして、一度許してしまった自分を責めるということ。

ただでさえ大きな傷を負っている自分を、さらに自分で責めるのは拷問レベルです。

問題を自分のせいだと置き換えないように気をつけてください。

では「口に出してはいけない」

これはどうでしょうか。

「やっぱり許せない」と言いたい時

今のあなたはどうしたいですか?

・やっぱり不倫が許せないから離婚したい

・離婚はしたくないけど許せない

このふたつでは対応は大きく変わっていきます。

前者の場合は、「許せないからもう離婚したい」とキッパリ告げて良いと思います。

しかし後者だった場合。

せっかく修復しかけている夫婦関係が崩れてしまわないように配慮する必要があります。

なぜ傷つけられた側が配慮しないといけないのか。

それは夫婦再構築を始めているから、です。

夫婦としてもう一度やり直していく、という気持ちに変わりはないはず。

夫婦再構築は、壊れてしまった夫婦関係を二人で新たに創り上げていくもの。

だからこそ言葉には思いやりや配慮が必要不可欠です。

では自分の苦しい気持ちには蓋をするの?

いいえ。

ではどうするべきなのかをお伝えします。

許せない気持ちの裏にあるもの

やっぱり許せない!と感じ始めた時。

それは夫婦の関係が落ち着き始めた頃が非常に多いです。

それはなぜか。

旦那さんが、もう忘れてしまったかのような態度をとるようになるからです。

不倫問題直後は、よそよそしく、やけに優しく、気遣ってくれる、まるで恋人同士のときのような扱い…。

それが時間が経つと人は慣れが生じてくるもの。

いわゆる「普通」の状態に戻りつつあるということです。

された側からすると、「何もなかったことにされている」と感じてしまうために、余計に「やっぱり許せない!」となってしまうのです。

こういった心理の時に、裏で動いている気持ちがあります。

それは

「もっとこうしてほしい」

という旦那さんへの欲求。

・もっと家事を手伝って欲しい

・もっと構って欲しい

・もっと早く帰ってきて欲しい

・・・といった欲求です。

人間は「慣れ」が出てくると、自分が一番ラクな状態に身をおこうとします。

これは自然なことですが、された側からすればイラっとくることも。

この「イラ!」が「許すんじゃなかった!」に繋がってくるんですね。

マイナスの感情を伝える時

「やっぱり許せない」

「ムカつく」「イライラする」

「自分一人だけラクにならないで!」

こういったマイナスの気持ちはストレートにぶつけると失敗します。

なぜならこれらは「相手の気持ちを決め付けた言葉」だからです。

本当に旦那さんは忘れてしまっているのでしょうか?

反省に反省を重ね、なにもなかった頃に戻りたいと願っているのかもしれません。

落ち込んでいる気持ちを表に出さないよう気をつけているのかもしれません。

ゴロゴロしているのは、とっても疲れてしまって気持ちや身体を休ませたいのかもしれません。

言葉や態度一つで相手の気持ちを決め付けてしまうと、後々後悔する結果になってしまう可能性があります。

だから我慢や攻撃をするのではなく、伝え方にプラスの言葉を添えてみましょう。

たとえば、旦那さんの帰りが遅くなった時、「また浮気?」「なにしてたの?」と戦闘体制に入ってしまうと、本当に仕事で遅くなっていた場合・・・旦那さんは何を思うでしょうか。

疑われて当然。←この考えはオススメしません。

一方が有利な立場になってしまうのは夫婦再構築には向きません。

お互いを尊重しあうことを忘れないでください。

「今日も仕事頑張ってくれてありがとう。だけど少し帰りが遅いから不安になったよ。」と、最初に「ありがとう」を伝えることで印象は大きく変わります。

「少し家事を手伝ってくれたら嬉しいな。」

してほしいこと、気付いて欲しいこと、伝えたいことにはこのようにプラスの言葉を添えるように心掛けてみてください。

そしてプラス言葉の最大効果は、こういったプラスの言葉を相手に向けると自分へ返って来るということです。

これはオカルトではありません^^

マイナスの言葉を相手にぶつけてると、自分自身が辛くなってしまう傾向にあります。

反対にプラスの言葉をかけることで、相手も自分の気持ちよい会話が成り立ちます。

ぜひ実践してみてくださいね。

許せない気持ちを責めないで

今さら許せないなんて、自分勝手なのかな…と自分を責めないでください。

許せなくて当然です。

だってあなたは大きく傷付いたのですから。

許せない自分の気持ちを認めてあげてください。

そして、それでも夫婦として過ごしていきたいと思った気持ちも忘れないことです。

一番の方法は初心に返ってみること。

不倫発覚から今日までの道のりを振り返ってみること。

なぜもう一度頑張ろうと思ったのか、あの時の自分の気持ちを思い返してみることです。

離婚を選べるはずなのに、再構築を選んだのにはなにか大きな理由があったはずです。

今になって「どうしても許せないから!」と思うのも当然のこと。

そう思われるリスクがあることは旦那さんは最初から覚悟しているはずです。

「もうやっぱり許せない!」と感じたらあなたがこれからどうしていきたいかをまず第一に考えてください。

それでもやっぱり夫婦再構築の道を歩んでいくと決めたなら、また初心に返って気持ちの整理をしましょう。

過去記事にも不倫問題に関する記事がありますので、そちらの方にもぜひ目を通してみてくださいね。

読んでくださってありがとうございました^^

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chihiro

在学中は児童学と心理学を学び、卒業後は児童厚生員、兼ケアストレスカウンセラーとして活動してきました。出産を機に退職し、現在は心理系WEBライター&心理カウンセラーとして活動中。夫婦再構築や不倫問題、子育ての悩みを中心とした記事作成のお仕事をさせていただいております。時代に合わせた「読むカウンセリング」をお届けしています。夫婦再構築に悩む人には独自のノウハウを伝授しながら修復の手助けもしています。さらにケアストレス法や女性の魅力アップに繋がる術やアイテム、子育てに役立つ便利グッズもお伝えしています。※現在「聴くカウンセリング」を展開していくための配信準備をしています。チャンネル開設出来次第お知らせいたします。

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