子どもが生まれる前。
理想の母親像があった。
「優しいママ」「いつもオシャレなママ」「ニコニコ笑顔のママ」
でも実際に子育てが始まると、自分の思い描いていた世界とかけ離れていた。
その理想と現実のギャップに打ちのめされるママ、少なくありません。
ちなみに私もその一人でした。
子育てがこんなに過酷なものだったとは…。
そんな目が回るほど忙しい毎日を過ごしていると、自分を省みることができなくなり気持ちに余裕がなくなってしまい思いもよらない行動を起こしてしまう時があります。
でも大丈夫、大丈夫ですよ。
今お子さんは眠っているのでしょうか?
それとも泣いて泣いて手が付けられないでしょうか?
どちらにしてもきっとお疲れモードになっていることでしょう。
今だけは少し肩の力を抜いて、暖かい紅茶やコーヒーを入れてマッタリ気分で読んでいってくださいね。
子どもを叩いてしまった
子どもを叩いた時の心理状態は?
何をしても泣き止まない、わがまま言って暴れる、ずっとグズグズしている。
かんしゃくを起こして物を投げている。
部屋中に響き渡る子供の金切り声。
片づけた所から散らかしていく、お茶をひっくり返す。
オムツ交換したばかりなのに、またすぐオムツ交換。
夜は寝ない、昼間も寝ない、ずっと抱っこ。
こんな日常が毎日続いているのです。
気持ちに余裕がなくなるのは当然のこと。
その中で、怒りが沸点に達したとき「いい加減にして!」と子供を叩いてしまった。
これはね、実はとっても多くのママが経験していること。
子どもを叩いてしまったという行動は、感情のコントロールが効かなくなってしまっている状態に起こりやすい子どもに対する衝動的な防衛反応です。
防衛反応?
攻撃ではなくて?と思った方いらっしゃいますね。
虐待や暴力とは違う、感情的になり咄嗟に手が出る行動は、これ以上大きく子どもを傷つけないようにするために起きる子供に対しての防衛反応のひとつです。
相手が憎い、泣かせてやりたい、痛い思いをさせてやりたい、こういった攻撃的な気持ちで手を挙げたのではないでしょう。
子どもを叩いてしまった経験があるママは、「これ以上我慢できない!」「もうやめて!」「これ以上怒らせないで!」と感情が抑えきれなくなる寸前に叩いてしまったというケースがほとんどです。
自分勝手な行動だと思うかもしれませんが、こういった時は理性もきちんと働いているのですよ。
その証拠に子どもが怪我をするほどの力は決して入れていないでしょう。
これ以上イライラしたくない、子どもに危害を加えたくない、こういった怒りのブレーキが「叩く」という行動で現れしまうことがあるのです。
だから叩いてしまった後は、一瞬で怒りのボルテージが下がり、残りの感情が罪悪感に変わり涙となって溢れてくるのです。
もちろん、子どもを叩くという行為は認められた行為ではありません。
そのことはママであるあなたが一番理解していること。
でもね、それだけ苦しかった、辛かった、頑張ってきたということを忘れてはいけません。
だからこそ今、苦しくて涙が止まらなくて、罪悪感でいっぱいなのでしょう。
叩いた瞬間でも、力加減が出来ていたあなたはお子さんをしっかりその手で守っています。
あなたは今日まで本当によく頑張ってきました。
ずっとずっと一人で我慢してきたことでしょう。
辛かったですね。
あなたはお子さんが憎くて手を挙げたのではありません。
だから今こうして、あなたはこの記事にたどり着いてくれました。
子どもを叩いてしまった、母親失格、なんでこんなことをしてしまったの…色々な思いでたくさん検索をかけてこられたのではないでしょうか。
大丈夫、ちゃんと愛せています。
お子さんを大切にできています。
だからこれ以上自分を責めないでください。
先輩ママの声を聞いてみて
「なんで私はこんなにダメなママなの。」
「子どもに手を挙げるようなママになりたくなかった。」
「母親失格だ。」
そう落ち込んでいるのなら一度先輩ママの声を聞いてみましょう。
信頼できるママ友に相談する、SNSで発信したりネットで検索してみても良いかもしれません。
そういった経験をしている先輩ママは本当にたくさんいます。
共感し合える仲間がいると気持ちは随分とラクになります。
案外「そんなの、たいしたことないよ♪」と笑い飛ばしてくれるかもしれません。
ぜひ先輩ママの声に耳を傾けてみてくださいね。
SOSを出す勇気
衝動的に手が出てしまうのは、お子さんを守るための防衛反応のひとつだとお話しました。
さらにはこういった防衛反応は自分の心を守る手段でもあります。
つまり今のあなたは心が壊れそうな状態にあるということです。
子育ては想像以上に体力、精神力を使います。
ママにかかってくるストレスもとっても大きいです。
子育てはみんな同じではありません。
周りの人と自分を比べてはいけません。
なぜなら、体力やメンタルの強さは人それぞれ全く違うからです。
さらにお子さんの特性、性格、個性の違いから子育てのやり方や過酷は左右されます。
自分だけが甘えているのではないか?という考えは捨ててください。
現にあなたは一人で頑張りすぎています。
周りに頼れる人がいるのであればすぐにでもSOSを発信してください。
育児支援や一時保育を利用してみるのもひとつも方法ですよ。
一人ですべてを抱え込んでしまうとまた同じことの繰り返しになってしまう可能性もあります。
辛い気持ちをため込まず、ママも時にはリフレッシュしながら上手にストレスを発散していける術を見つけるのも子育ての一環ですよ。
子どものストレスに目を向けてみる
子どもでもストレス状態に陥っていることがあります。
そういった時ほど、わざとママを怒らせたり困らせたり…手のかかる言動をとってしまいます。
お互いにイライラしてしまうとその結果は目に見えていますよね。
お互いに辛くなってしまう事態を避けるためにも、子どものストレスを上手に解消してガス抜きのお手伝いをしてあげることは必要なことです。
子どものストレス解消に大きな効果があるのがこちら。
何かわかりますか?
ピョンピョン♪
そう、我が家でも重宝されているトランポリンです!
トランポリンの効果は、私も知った時は驚くほど子どもにとってメリットだらけでした。
体感が鍛えられるのはよく知られていることですが、脳の働きや体の成長にも良い効果があるとされています。
トランポリンはバランス感覚を鍛えるだけでなく、楽しく適度な運動が自然と行われることで精神面にも安定をもたらす効果があるとされています。
そのため子どものストレス解消遊具としても大活躍することでしょう。
お子さんの情緒面が不安定な時にはトランポリンで解消してあげてみてはいかがでしょうか。
良い気分転換にもなり、飛んだり跳ねたりすることが大好きな子どもはきっと大喜びすることでしょう。
一家にひとつトランポリンがあると色々な場面で重宝しますよ😀
今度はあなたが先輩ママになる
叩いてしまったことは、たとえまだ言葉が理解できないお子さんにでもきちんと謝って、もう繰り返さないようにすることが大切。
叩いてしまいそうになった時は「叩いても何も変わらない。」「もしろ状況は悪化する。」と思ってくださいね。
子育てをしているママは、誰だって常に虐待と隣り合わせの位置にいるんだということを肝に銘じておきましょう。
今回の「叩いてしまった」ケースと「虐待」は全くの別物です、
このままどんどんエスカレートしてしまうようであれば、それは防衛ではありません。
でも、あなたなら大丈夫です。
こうして最後まで記事を読んでくれた、子どもに対して「叩いてごめんね」の気持ちがいーっぱいあふれ出ているあなたはきっと今以上に素敵なママになります。
そしてこれからどんどん出てくる後輩ママに、今度は自分が先輩ママとして今の現状を体験談として話し、共感し、助け舟を出してあげてくださいね。
もしこれから先、またお子さんを叩いてしまった…となれば是非もう一度ここに足を運んでください。
私はいつでもここにいます^^
お問い合わせからメールくだされば、すぐには返信できないかもしれませんが私でよければお話しくらい聞きますよ。※現在カウンセリングは承っておりませんのでご了承ください。
さあ、顔を上げてください!
子どもが1歳ならママも1歳。
これからお子さんと共に成長していきましょうね。
忙しい時に、貴重な時間を使って最後まで読んでくださってありがとうございました。
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