子どもの成長には欠かせないと言われている絵本の読み聞かせ。
今は、子どもがいる家には必ずと言ってよいほど絵本が置いてあるような時代です。
絵本の読み聞かせが子どもにとっていかほどに良い影響があるのかということはすでに世のママ達に浸透されていますから、ここで端折らせていただきますね^^
さてさて、赤ちゃんに読み聞かせするだけで、さっきまで泣いていた赤ちゃんがピタっと泣き止むという魔法のような絵本が話題になっていますね。
その反響の大きさからビッグネームとなっているためにみなさんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
その名は「もいもい」。
もいもい ボードブック (あかちゃん学絵本) 0~2歳児向け 絵本 (ボードブック) [ 市原 淳 ]この絵本を読み聞かせだけで赤ちゃんが泣き止むのだとか。
なかなか泣き止んでくれない赤ちゃんと過ごしているママにとっては、これはスペシャルアイテムと言っても過言ではありませんね。
でも、なぜ「もいもい」は赤ちゃんを泣き止ますことが出来るのでしょうか?
その秘密に迫っていきましょう!
もいもいはどこで生まれたの?
絵本に限らず、本が出来上がるのは作家さんから、というイメージがあり主流ですよね。
ですがもいもいは、なんと東京大学で生まれたのだそうです。
もいもいは、東京大学大学院総合文化研究科広域システム科学系教授、開一夫教授が運営している「東京大学赤ちゃんラボ」によって開発された絵本です。
もいもい…ものすごいエリートじゃないですか!!
東京大学赤ちゃんラボは、赤ちゃん学専門です。
20年以上も赤ちゃんについて研究をしている開一夫教授は、赤ちゃんが本当に好きな絵本を作りたい!という思いから、「赤ちゃん学絵本プロジェクト」を立ち上げたそうです。
そこでもいもいは生まれたのですね。
もいもい、名前の秘密
絵本のタイトルにもある「もいもい」という言葉。
これは赤ちゃんが好むとされている繰り返し音です。
マ行「まみむめも」は赤ちゃんが声にして出しやすい音、ということで選ばれたもの。
実はこのもいもい、上記の理由以外に特に大きな理由はなく「もいもい」という言葉の可愛らしさから決まったそうですよ。
フィンランドの挨拶でも使われているそうで、「モイモイ」の意味は「こんにちわ」。
馴染みやすく絵本のタイトルにもピッタリですよね。
さすがです。
もいもいは赤ちゃん研究の極みだった
もいもいの絵。
なんとも不思議な世界観の絵ですよね。
実はこのもいもいの絵に赤ちゃんが泣き止む理由が隠されているのだとか。
もいもいの名前決定後、4名のイラストレーターさんに「もいもいと聞いて連想する絵」を描いてもらいます。
そして絵が出来上がったら、コンペティションを開催しました。
その審査員はなんと驚きの赤ちゃん達!
実際に赤ちゃんが出来上がった4つの絵を画面上に見て、どの絵に一番反応するのかを審査基準に選定されました。
そこから選ばれた作品に、赤ちゃんが好む色や形をアレンジして生まれたのが「もいもい」だったのです。
もいもいは、研究に研究を重ねた上で出来上がったのだということがわかりますね。
これらの情報はこちらのサイトを参考にさせていただきました。
赤ちゃんが泣き止むのはなぜ?
赤ちゃんが泣き止むということで話題のもいもいですが、言葉や色合い、もいもいの不思議な形にもさまざまな要因が含まれています。
泣き止ますというよりも「赤ちゃんの注意を惹きつける」ものではないかと思います。
馴染み深い同じ言葉を繰り返すことで赤ちゃんの意識を向けることができ、赤ちゃん独特の世界観で見る目線から、もいもいのカラフルで鮮やかな色合いは赤ちゃんの興味を惹きつけることができます。
赤ちゃんが審査員になって出来上がったもいもいですから、その効果は絶大なものと言えるでしょう。
お出かけ先や公共の場などで泣き止まなくなってしまった時に、もいもいをバッグに常備しておいていざという時にパッと見せることで泣き止んでくれるなど、外出先でも重宝することと思います。
何より絵本に親しむことは赤ちゃんにとっても嬉しいことですので、もいもいがおうちに1冊あると親子共々楽しい読み聞かせができることでしょう。
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