時代はどんどん変わり続け、子どもとインターネットの世界は切っても切れない時代になってきました。
子育ての中でもスマホ問題は大きな問題や課題のひとつとなっていますね。
その中でもスマホやタブレット、ＰＣが引き起こす視力低下や目のトラブルは非常に深刻なものとなっています。
今回はスマホやタブレットが原因で引き起こすかもしれない目のトラブルやその改善方法、スマホとの付き合い方についてお話していきます。
視力低下の原因となるスマホ
近年では子どもの視力低下や目のトラブルを持つ子どもが増え続けて問題となっています。
その原因として最も大きいものがスマートフォンやタブレットの使用時間や使用環境です。
スマートフォン（※以下スマホと表記）やタブレットを使用することそのものに原因があるのではなく、その使用法について原因があると考えられています。
長時間スマホやタブレットの画面を見続けることで視力低下を引き起こしたり、長時間画面を見続けることによってまばたきの回数が減り目の渇きが続くことによりドライアイを発症してしまうケースが考えられます。
ですが今の時代は大人はもちろん、デジタル時代となった今、子どもにとってもスマホは必要なものとして捉えられてきています。
その使い方はさまざまですが子どもにスマホを与える理由としては
・外出する際に安全確認や緊急連絡手段として持たせる
・友達と連絡を取るために必要である
・みんなスマホを持っているから仲間外れになってしまうのではないかと心配になる
こういった理由から子どもにスマホを持たすようになった方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
子どもからスマホを取り上げるべき？
私自身は子どもがスマホを持つことに対して抵抗がない考えです。
というもの、今はそういう時代なのだと思っています。
ですが、過剰な使い方や制限なくいつまでも使用しているのは問題かな…と感じています。
スマホには子どもにとって面白いもの、魅力的なもの、興味深いものがたくさん詰まっていて子どもにとってはまさに宝庫です。
スマホは子どもにとってこの上ないおもちゃになるでしょう。
低年齢の子どもに向けたアプリも充実しているので早ければ０歳からスマホを見せてもらっているケースもたくさんあります。
YouTubeやTikTokなどの動画配信を主にしたアプリでは次から次に延々と新しい動画が流れます。
だから飽きないし、つい夢中になって見てしまうのですね。
こういった事から子育てに関してもスマホ問題はよく取り上げられています。
スマホが目に悪いのであればスマホは触らせない方が良いのではないか…と不安になる保護者の方も多くいらっしゃるかと思います。
ですが今はデジタル時代。
幼少期からネット世界に触れデジタル社会で生まれ育ったZ世代と呼ばれた子ども達に続いて、21世紀に生まれたα世代の子ども達が社会進出していく時代なのです。
子どもが大きくなるにつれて、スマホやタブレット、PCに関わる事実は避けては通れない道でしょう。
今の時代の会社や勤め先でPCやスマホが全くない…というケースは非常に珍しくビジネスにおいてもPCやスマホは経営において重要物のひとつだと言えます。
授業でもPCやタブレットを導入している学校が急激に増えてきました。
こういった概念から「目に悪いからスマホは触らせない」「スマホは取り上げる」というのも少々時代遅れな気がしてきますよね。
では、子どものスマホ問題はどのように解決していったら良いのでしょうか。
子どもを目のトラブルから守るために
視力低下や目のトラブルの実態
現代を生きる子ども達はデジタル世代で生まれ育ち、ネットワーク環境の中で成長しています。
そういった時代を生きている子ども達は、スマホやタブレットの影響により視力が年々に低下していることが問題となっているお話を上記でさせていただきました。
では子どもの視力低下や目のトラブルについて詳しく見ていきましょう。
どういった実態になっているのでしょうか。
文部科学省による令和３年度学校保健統計調査では、裸眼視力が1.0以下の子どもの割合が年齢が上がるにつれて増え、中学生では過去最高の60.28%となっている結果が報告されました。
視力が低下している子ども達は年々に増え続けているのではないかと推測されます。
この背景には、コロナ禍によるスマホやタブレット、PCの使用時間が急激に増えたことが予想されます。
その中でもメガネやコンタクトレンズなどで視力矯正が必要とされるケースは、幼児0.64%、小学生10.64％、中学生28.86％となっています。
またさらに年齢が上がり、高校生になると視力が1.0以下の割合は70.81％と半数を大きく上回り、中でも視力矯正が必要であるケースの割合は42.75％となっています。（※令和３年度学校保健統合調査よりデータ引用）
こういった結果の中。子どもの視力低下を防ぐために私たち親が取るべき行動とはどういったものがあるのでしょうか。
スマホの管理はどうする？
子どもを目のトラブルから守るためには、子どもが低年齢・小学生のうちは親がスマホの管理をすることをオススメします。
小学生でも高学年くらいになってくるとお友達とのプライベートなやりとりもあるかと思いますが、子ども同士の人間関係の話はまたさておき、子どもの目を守るために親がスマホを管理することは必要なことです。
たとえば
・夜９時になったらスマホを親に返す
・動画は１時間だけにする
・スマホを１時間使ったら１０分の休憩をする
など、親がスマホ使用時間のスケジュールを決めておくことが子どもの視力低下を防ぎ目を守るためには非常に大切なことです。
かと言って「はい！おしまい！」と動画やゲームの途中、急にスマホを取り上げてしまうと子どもにとっては少々横暴に感じてしまうかもしれないので、スマホを与える際にスマホの約束として、スマホの使い方や使用時間について最初にしっかり話をしておくことが重要です。
「あと１０分したら終わりだからね。」と声をかけておくとスムーズに行動できるかと思います。
目に良いとされる食べ物の効果とは？
目に良いとされている食べ物で真っ先に思い浮かぶのはブルーベリーではないでしょうか？
目に良いとされる成分はミネラルやビタミンです。
ミネラルやビタミンは、網膜や水晶体を構成するたんぱく質の働きを強めます。
さらに目の筋肉の働きを高める効果があります。
さらにさらに、ブルーベリーにはアソトシアニンと呼ばれるポリフェノールの一種が含まれています。
アソトシアニンには、活性酸素と呼ばれる血管や細胞を老化させてしまう原因物質を除去する作用があります。
目の血行を守ることで視力低下やドライアイを防ぐ効果が期待できます。
こういった目に良いとされる成分を多く含んでいるのがブルーベリーなので、ブルーベリーは目にとって非常にに良い食べ物とされています。
摂取することができる目に良いとされる食べ物はその効果も高く、視力低下や目のトラブルを防ぐことが出来ます。
しかし、ブルーベリーは食べすぎると消化不良や便秘や下痢を引き起こしてしまう可能性があります。
一日どれくらいの摂取量が適切なのか、よくわからない場合もありますよね。
さらにウナギやプルーンなど、他にも目に良いとされる成分を含む食べ物がいくつかあります。
何をどれくらい？
一日の摂取量は？
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目を守る意識を日常に
いかがでしたか？
子どもの目を守ることも大切な子育ての一環となってきました。
出来れば裸眼のまま不自由なく成長してほしいと願うのが親心。
すでに視力低下していても、これ以上悪くならないように心掛けていきたいものです。
スマホとの付き合い方を親子共々よく話し合って、各家々のルールがあって良いかと思います。
子どもの視力低下や目のトラブルを防ぎ、大切な目を守るために今から出来ることをしっかりやっていきましょう😀
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