恋愛恐怖症を克服して恋人を作りたい。恋愛に恐怖心を抱く心理と克服するために必要なことを伝えます。

周りのみんなは恋愛をしているのに、自分はできない。

恋人が欲しいのに肝心なとこで踏みとどまってしまう。

恋愛になるといつも上手くいかない・・・。

そういった悩みがある人は、恋愛恐怖症かもしれません。

恋愛恐怖症になると

・出会いのチャンスがあっても行動できない

・異性と上手に関わることができない

・恋人が出来ても上手くいかない

・人を信用できない

など、とても辛い状態になってしまいます。

本当は恋愛したいのに、幸せになりたいのに、なぜ他の人のように上手くいかないのか。

今回は、そんな恋愛恐怖症について、そうなってしまった背景や克服方法についてお話したいと思います。

恋愛恐怖症はどんな症状?

恋愛恐怖症とは、異性が怖い、信用できない恋愛をすることが怖い、苦手だと感じている状態を表しています。

出会いの場所に足を運んでみても、思うように異性を関わることができなくて落ち込んでしまう。

良い雰囲気になっているのに我に返って気持ちにブレーキをかけてしまうなど、恋愛に対して恐怖心を抱き思うように行動できません。

心の奥底では「恋愛したい!」と熱い思いを膨らませていて、こんな自分を変えようと頑張ってはいるものの結果上手くいかず、「やっぱり自分はダメなんだ・・・」と振り出しに戻ってしまう。

恋愛したい→異性と関わってみる→気になり始める→でも怖くて進展しない→諦める

恋愛恐怖症の人は、こういった悲しいループから抜け出せないままでいる状態です。

恋愛恐怖症になった理由は?

大きく分けて2つの理由があります

恋愛恐怖症には大きく分けて2通りの理由があります。

まずひとつは、もともと異性の人が苦手というタイプの人。

これは性格的な理由であり、個性のひとつでもあります。

そしてもうひとつ。

それは、過去に大きな傷を負っているというケース。

この2つに分かれます。

克服方法については後ほど書きますが、目を逸らしてはいけないのが2つめの問題。

恋愛恐怖症だから、過去の恋愛で恋人に裏切られたり、辛い失恋をしたなど、恋愛に関することでの傷を負ったと想定されがちですが、実は恋愛だけが原因でなないケースが多くあります。

その傷がいつ負ったものなのかは人それぞれ違いますが、「愛されたかったのに叶わなかった心の傷」は大人になっても心の底で燻っています。

例えば、ケースのひとつとして、幼少期まで遡ります。

親に虐待を受けていた、構ってもらえなかった、孤独を感じる環境で育ったなど、無償の愛を求めている時期にそれが叶わない状態で過ごすと、人を信じることが出来なくなったり、「自分はいらない人間なんだ。」と自己肯定力が著しく低いまま成長していきます。

特に虐待を受けていた場合は事態は深刻であり、恋愛恐怖症に留まらず対人恐怖症になっているケースも考えられます。

恋愛恐怖症の根っこにある心理は「信じることが怖い」「傷付くことが怖い」という恐怖心です。

その原因となっている過去の傷を克服していかなければ、恋愛することが難しい状態のままになってしまい、恋人を作っても上手く関係を築くことができません。

幼少期に限らず、親しい誰かから裏切られた経験がある、または親しい人を失った。

イジメに合っていたといった場合も同様です。

恋愛恐怖症にはこういった過去の傷が大きく影響しているケースがとても多いのです。

恋愛恐怖症の引き金になった出来事

・好きな人からひどい言葉で傷つけられた

普通に恋愛を楽しんでいたはずなのに、恋愛恐怖症に陥っている人は、過去に好きな人からひどい言葉で傷つけられた、プライドをズタズタにされてしまったという背景があります。

「こんな人を好きにならなければよかった!次、次!」と、その怒りや悲しみをバネにして前を向ける人ばかりではありません。

好きな人は自分の中で特別だった人です。

その悲しみが「好きになったら傷付く」というトラウマとして残っているのです。

・恋人の浮気

大好きだった恋人が浮気をしていた。

この裏切り方は、心に大きな傷をつけられます。

信じていたからこそ、その悲しみは大きく、憤りのない怒りがこみ上げてきます。

しかし結婚しているわけではないので、恋人やその浮気相手に対して制裁もできず・・・結局は泣き寝入りになってしまいスッキリできることもなく悲しみだけが残ります。

その後、恋人に対して心を許すことが怖くなります。

「信じると自分が傷付く」「相手に心を許してはいけない」と恋人を作ること事態を避けるようになります。

・自分に自信が持てない

過去のさまざまな背景があり、自信を喪失している場合も恋愛恐怖症になりやすくなります。

異性に限ったことではなく、自分に自信がないために人と関わったり話したりすることが苦手な人も恋愛恐怖症に当てはまるでしょう。

人に否定されることに敏感なため、深く関係を持たないように、自然に人との間に壁を作ってしまいます。

いざ恋愛モードに入りたくても「どうせ自分は相手にされない。」と最初から諦めてしまうので恋愛に発展するこができません。

恋愛恐怖症を克服するために

異性が苦手なタイプの克服法

恋愛恐怖症には2つの理由があると先ほどお話ししましたが、異性が苦手なタイプの人の場合。

女子高に通っていたり、異性と関わる機会が極端に少ない人は特に恋愛恐怖症になりやすいと言えます。

その場合は、まずは恋愛を意識しすぎず異性と友達関係を築いていくことから始めてみましょう。

男女の違い、考え方や価値観の違い、そういった自分との違いを知り受け入れていくことで恐怖心が薄れていくことでしょう。

直接会って話をするにはハードルが高すぎる!という人、今はSNS世界も充実していてメールやLINE、さまざまなコミュニケーションツールを使って関わりを持つことが可能な時代です。

現在はコロナ禍という理由もあり、直接会わずに繋がりを作る友達作りのサイトやアプリが人気となっています。

まずは気軽にやり取りが出来る異性の友達を探してみるのもひとつの手です。

マッチングアプリでは、同じように恋愛恐怖症の悩みを抱えている人もいるので、そういった人と悩みを共有することで恐怖心が薄れていくことが期待できます。

マッチングアプリについて知りたい人はこちらへ。

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過去の傷が影響しているケースの克服法

そしてふたつめの「過去に大きな傷を負っている」というケースについて。

恋愛恐怖症を克服するためには、自分自身を癒すことから始めなければなりません。

そのためには、過去の自分と向き合うこと。

愛されたかった自分を認めてあげることです。

これはアダルトチルドレン関連の話になりますが、恋愛恐怖症にはアダルトチルドレンが大きく関係しています。

幼い頃の自分を、自分で愛してあげる。

叶わなかった辛さを認めてあげる。

ここからスタートしていきましょう。

今は恋愛することを前提とするのではなく、自分でも気付くことが出来ていない過去の傷について知る必要があります。

専門的なカウンセリングが必要な場合もあるでしょう。

そういった場合には、自分ひとりの力では難しいと思いますので、まずは専門の機関に相談してみるのが良いかと思います。

無料カウンセリングが充実している機関もたくさんありますので、そういったプロの方がいる場所をどんどん頼ってください。

あなたの心が癒されていくと同時に、恋愛に対して前向きになってくることでしょう。

恋愛恐怖症は克服できる

恋愛恐怖症を抱えている人の多くは、辛い過去の背景が見え隠れしています。

生き辛さを感じたり、孤独になったり、なんでもないことで涙だが出てくるようになってしまったり・・・。

本当に今日までよく頑張ってきましたね。

安心してください、恋愛恐怖症は必ず克服することが出来ます!!

その悲しみは、あなたの強さに変えることが出来ます。

人の痛みを人一倍に知っているあなただからこそ、誰よりも優しく強いあなたになれます。

どうかここで立ち止まらないで、前を向いて自分のために行動を始めてください。

一人で悩み続けず、人の力を借りる勇気も時には大切です。

恋愛恐怖症を克服して、素敵なあなたが、もっと素敵な人に出会える日がくることを願っています。

chihiro

在学中は児童学と心理学を学び、卒業後は児童厚生員、兼ケアストレスカウンセラーとして活動してきました。出産を機に退職し、現在は心理系WEBライター&心理カウンセラーとして活動中。夫婦再構築や不倫問題、子育ての悩みを中心とした記事作成のお仕事をさせていただいております。時代に合わせた「読むカウンセリング」をお届けしています。夫婦再構築に悩む人には独自のノウハウを伝授しながら修復の手助けもしています。さらにケアストレス法や女性の魅力アップに繋がる術やアイテム、子育てに役立つ便利グッズもお伝えしています。※現在「聴くカウンセリング」を展開していくための配信準備をしています。チャンネル開設出来次第お知らせいたします。

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